ファムマルキーズ（2023年生、母ダイワダッチェス）

ファムマルキーズ（2023年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女侯爵(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時11歳）と交配したダイワダッチェスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2025年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

6月8日、デビュー戦は高杉吏麒騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のトライアンフパスに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定2歳1勝クラスのりんどう賞（京都芝1400m 外回り小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高杉吏麒騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。