グレイトドリーマー（1990年生、母Rose O'Riley）

Great Dreamer

1990.04.03

グレイトドリーマー（1990年4月3日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のGone West（当時6歳）と交配したRose O'Rileyが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

2月28日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブランドカメリアに半馬身届かず2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンエイマサコを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

5月1日、中6週で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のヒシアリダーに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月20日、中6週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下の大倉山特別（札幌芝1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。