カナタ（2007年生、母オーキードーキー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、原口ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2009年）

11月10日、デビュー戦は大山真吾騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は433kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のブルーアラビアンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2010年）

1月21日、中7週で迎えた3戦目は、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたカフェパウリスター決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中8週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月19日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のオオシマエリスに1馬身3/4の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

9月14日、中3週で迎えた7戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月19日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、兵庫米特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

11月9日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

11月30日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2011年）

7月13日、約7か月の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カリスマローレルに交わされて6馬身差の2着となった。

8月4日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のエクスカリバーを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

8月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトミケンルティレを豪脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

10月5日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。