クマサンノホシ（1994年生、母シルキークリフ）

クマサンノホシ（1994年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時13歳）と交配したシルキークリフが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、中央平地28戦1勝2着1回、中央障害4戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月30日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

12月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3歳（1997年）

2月1日、中5週で迎えた3戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で常石勝義騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は常石勝義騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキーボナンザを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

4月19日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（東京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で常石勝義騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったビゼンスバルに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

5月25日、中2週で迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝2000m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月13日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は常石勝義騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた12戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の松川浦特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の勿来特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は常石勝義騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の野地特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の犬山特別（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の尾張特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は常石勝義騎手（8戦1勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

4歳（1998年）

2月7日、中7週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は常石勝義騎手（10戦1勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた21戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

3月29日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は常石勝義騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（12戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月5日、約5か月の休み明けで迎えた24戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で常石勝義騎手（13戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

9月19日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の佐倉特別（中山芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で常石勝義騎手（14戦1勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた26戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は常石勝義騎手（15戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

11月11日、中0週で迎えた29戦目は、虎渓山特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

5歳（1999年）

6月26日、約7か月半の休養明けで迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は常石勝義騎手（16戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月10日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（17戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で常石勝義騎手（18戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で常石勝義騎手（19戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。