キリパステル（1999年生、母カルナックリヴァー）

キリパステル（1999年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時11歳）と交配したカルナックリヴァーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の一般C4。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

2月2日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

3月23日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

6月22日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は高山太郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

7月21日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

9月24日、中8週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のクックリリーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月20日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた10戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2003年）

5月5日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた13戦目は、一般C5 21（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。