タマモセキトバ（1991年生、母イエローマシン）

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

2月27日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマンジュデンノゾミを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下の沈丁花賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。

4歳（1995年）

2月12日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた3戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦1勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

3月5日、中2週で迎えた4戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウライコウに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の伊丹特別（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた6戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

5月21日、中4週で迎えた7戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京ダート1000m 雨/良）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したホースフォースを差し切れず、2馬身差の2着となった。

6月11日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鷹取特別（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5歳（1996年）

7月28日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

10月26日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

12月15日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

6歳（1997年）

1月12日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3月1日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったドラゴンレディーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月23日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

6月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般B（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた18戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーカップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月7日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、フレンドリーカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は千田知幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月3日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、一般B（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月29日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた21戦目は、佐々木亜紀騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。