マイフィアンセ（1989年生、母アロビツクダンサー）

マイフィアンセ（1989年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のシービークロス（当時14歳）と交配したアロビツクダンサーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木田牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の一般C3五。

経歴

デビュー前

大久保勝之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

9月15日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。馬体重は400kg。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

12月7日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3歳（1992年）

1月12日、中2週で迎えた6戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月23日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したメジロエサンに半馬身届かず2着となった。

3月15日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

10月18日、約6か月半の休養明けで迎えた11戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた12戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず最後はサンコードーターと並んで6着同着となった。

4歳（1993年）

1月15日、中7週で迎えた14戦目は、金原学騎手を鞍上に迎えて、5歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、一般C3（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3四（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金原学騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金原学騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎尋美騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のティーグレイドに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3一（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎尋美騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎尋美騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎尋美騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサカエリキワンから2馬身差の2着となった。

10月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎尋美騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2三（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎尋美騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2六 C3一（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎尋美騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2三 C3一（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎尋美騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2三 C3一（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山崎尋美騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は金原学騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1994年）

1月17日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3二（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた31戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3一（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（12戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。