テイエムセシボン（1998年生、母エイボン）

テイエムセシボン（1998年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時14歳）と交配したエイボンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2001年のオクトーバーシリーズ第4戦。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

4月29日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したマルカジャガーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

7月15日、中2週で迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた8戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

9月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月13日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったイブキトレッキングにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた11戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオクトーバーシリーズ第4戦（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のブンダームジークに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。