ケンジェネシス（2018年生、母ケンアマツカゼ）

ケンジェネシス（2018年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋創生、起源」。毛色は芦毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時12歳）と交配したケンアマツカゼが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は有限会社ケンブリッジバレー。主な勝ち鞍は2020年の2歳。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

8月16日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では見せ場なく17着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた3戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のミヤマリンドウ賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のミラコロアムレートに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアサマヤマブシにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の中地けんじろう来場記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はカイジンビリーヴと並んで2着同着となった。

11月22日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアルゴバトラー結婚おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の内田健介くん出生記念☆（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

3歳（2021年）

1月19日、中5週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったハイブランドに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったゼンニンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

4歳（2022年）

9月18日、約17か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

5歳（2023年）

3月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた15戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、アリッサム特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた16戦目は、さよならのかわりに記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のケンブリッジセンスをクビ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

4月9日、中2週で迎えた17戦目は、としちゃん★4月8日おたおめ記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月28日、中4週で迎えた19戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた20戦目は、小松・台北便就航15周年記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた21戦目は、奥能登地震被災地復興支援杯5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松戸政也騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた22戦目は、イブちゃん誕生日おめでとう杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松戸政也騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた23戦目は、西海祭り賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で松戸政也騎手（8戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた24戦目は、ちゃあちゃん生誕記念特別編成（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で松戸政也騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。