クィディッチ（2008年生、母オースミバーディー）

クィディッチ（2008年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ハリーポッターに出てくる架空の球技」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタキシード（当時12歳）と交配したオースミバーディーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

9月26日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

12月4日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、A.クラストゥス騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2011年）

2月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続でA.クラストゥス騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

4月3日、中5週で迎えた4戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。