ホウオウアルマン（2020年生、母ティファイファイ）

ホウオウアルマン（2020年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のトーセンラー（当時12歳）と交配したティファイファイが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は戸川牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方23戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、戸川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡田壮史によって330万円で落札された。

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月15日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、6着に入り込んだ。

11月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

3歳（2023年）

2月4日、中9週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

5月7日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 小雨/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったアヴィオンドールにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

6月25日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた9戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

11月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4歳（2024年）

1月4日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3月17日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!岩手県の酪農応援賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

3月29日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた15戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた19戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた23戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた25戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着を確保した。

9月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた27戦目は、坂井瑛音騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑛音騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑛音騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた30戦目は、株式会社カナンフーズ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井瑛音騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井瑛音騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた32戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。