マロンロシェ（2020年生、母オクシペタルム）

マロンロシェ（2020年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「栗毛(仏)+岩(仏)。本馬が栗毛の岩のようであることより」。毛色は栗毛。種牡馬のDeclaration of War（当時11歳）と交配したオクシペタルムが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は高村伸一。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

2月26日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入った。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

6月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したディズレーリにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のセイウンミライズをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

4歳（2024年）

4月13日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、アンデルセン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、20時50分にビッグチャンス（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、荷風特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

11月28日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、オンジジューム特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月18日、中2週で馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた9戦目は、馬い!卵はサンサンエッグ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

5歳（2025年）

1月20日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた10戦目は、お年玉チャンス賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブラッドラインをハナ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

2月11日、中2週で迎えた11戦目は、アルデミラン特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口達弥騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。