ブイサイン（1995年生、母ブイサザン）

V.Sign

1995.04.16

ブイサイン（1995年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時6歳）と交配したブイサザンが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は北俣 牧夫。戦績は、中央平地6戦0勝、地方14戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

5月23日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

7月19日、中7週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず15着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた6戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ オレンジ賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月19日、中6週で迎えた8戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビューティケントを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1999年）

1月2日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

1月15日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイズホマレに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月31日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東真市騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラカーリムに3馬身の差をつけて優勝

2月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東真市騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマホラジュピターを半馬身振り切って制した。

3月7日、中1週で迎えた13戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月4日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は東真市騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアリアケキャンドルに4馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

5月30日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒカリタイタンを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

6月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のランドスパークに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2000年）

2月19日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、成松修一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東真市騎手（8戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた20戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。