タレイア（2013年生、母スバルマドンナ）

タレイア（2013年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ギリシャ神話の女神名」。毛色は鹿毛。種牡馬のバトルプラン（当時8歳）と交配したスバルマドンナが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井秀紀。戦績は、中央平地3戦0勝、地方31戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2016年の金シャチプレミアムラウンジ記念。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

8月9日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

3歳（2016年）

3月19日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく18着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた4戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の金シャチプレミアムラウンジ記念（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のノーザンエンブレムを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

5月26日、連闘で迎えた6戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金シャチプレミアムラウンジ記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

6月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったリリスモに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったマイネルブランブルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月21日、中2週で迎えた14戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた15戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、3歳C6（名古屋ダート1400m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた20戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた21戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったマジョレットに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月12日、連闘で迎えた22戦目は、大畑さん12日誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた23戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4歳（2017年）

1月2日、中1週で迎えた24戦目は、小澤凜斗記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定の一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウワニケに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月31日、連闘で迎えた26戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアイヲシルニッポンに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸山真一騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた28戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で丸山真一騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた29戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったマイネルコランダムに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月27日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月10日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた34戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。