ルージュスティーズ（2022年生、母レッドコルディス）

ルージュスティーズ（2022年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+流行に流されない独自のスタイル」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時16歳）と交配したレッドコルディスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は富田牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月14日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したメディテラニアンにクビ差届かず2着となった。

12月28日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したリガーレを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

3月8日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のテレプシコーラに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

8月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月18日、中8週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、森田誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月8日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。