シンコウロマン（1984年生、母オカノシンフオニー）

経歴

デビュー前

2歳（1986年）

9月14日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったワンダーライジングにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた2戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したダイナソルシエールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた5戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダイナレアリティーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1987年）

3月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた9戦目は、4歳400万下のさわらび賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた10戦目は、4歳400万下のれんげ賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、メルシーハートに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳400万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島信行騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた13戦目は、4歳400万下のこでまり賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

6月27日、中1週で迎えた15戦目は、4歳400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（7戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたオニマリフジ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

7月11日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳400万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（8戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下の筑紫特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は南井克巳騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下の洞海特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

8月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

10月3日、中5週で迎えた20戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。