クリフハンガー（2021年生、母リリックドラマ）

クリフハンガー（2021年2月25日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「物語などで続きが気になるような終わり方をすること」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時14歳）と交配したリリックドラマが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月30日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー札幌（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3歳（2024年）

2月17日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、3着を確保した。

4月14日、中7週で迎えた4戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のブラックバラードを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

7月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月10日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

9月29日、中6週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上はJ.モレイラ騎手（1戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

4歳（2025年）

3月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐々木大輔騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

8月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの瓢湖特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着を確保した。

9月27日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

11月22日、中7週で迎えた12戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの高湯温泉特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。