センタービット（2021年生、母ベルシルエット）

センタービット（2021年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「(ダーツの的の)ど真ん中」。毛色は栗毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時10歳）と交配したベルシルエットが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は今牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、今牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月1日、デビュー戦は古川奈穂騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で古川奈穂騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

2023年9月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月7日、中6週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベアビーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月19日、中3週で迎えた8戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、今牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高橋俊之厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2024年）

3月19日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマンション丸金沢記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

4月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた11戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のパープルサファイア特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。