クールモダン（2002年生、母クールアライヴァル）

クールモダン（2002年6月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋近代的」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時10歳）と交配したクールアライヴァルが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

6月12日、デビュー戦は北村浩平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着に入った。

6月25日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた3戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサザンシーラに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（2006年）

4月2日、約8か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下の大内宿特別（福島ダート1150m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた5戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（2戦1勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

5歳（2007年）

5月30日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、円山川特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月30日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。