ソムタム（2015年生、母ケージーワンモア）

ソムタム（2015年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「タイ料理の一つ。青いパパイヤを使ったサラダ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時18歳）と交配したケージーワンモアが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳B1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、杉浦和也によって216万円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

8月27日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。17頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3歳（2018年）

1月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3月10日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったユニコーンレディに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウノトリを凄まじい末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリティーキッズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけてファンの期待に応えた。

5月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のケヤキに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月19日、中2週で迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったログハウスをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

7月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の斉藤商事記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、仲野光馬騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仲野光馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月12日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のポインセチア賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

4歳（2019年）

1月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のデンドロビウム賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた20戦目は、田久保売店☆もつ焼き5!賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた21戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、南関東の哲学者賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた22戦目は、北海道ジンギスカン賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた23戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2八九（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた25戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一十二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた26戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月19日、中0週で迎えた28戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったコトホギにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林拓未騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林拓未騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で小林拓未騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小林拓未騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小林拓未騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で小林拓未騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月19日、中4週で迎えた35戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR川崎第1戦（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた36戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったテイクユアハートに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5歳（2020年）

1月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3五六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月5日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた42戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた43戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

5月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた44戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月11日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた45戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のタッチワールドに1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5月19日、連闘で迎えた46戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のティラールを半馬身振り切って5勝目をつかんだ。

6月2日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したイチネンセイにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月9日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイガーパンチを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月16日、連闘で迎えた49戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた50戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた51戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ピンクトパーズ賞（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた52戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のティーグローリーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月1日、中1週で迎えた53戦目は、ディセンバーカップ（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

6歳（2021年）

1月3日、中4週で迎えた54戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

3月13日、中9週で迎えた55戦目は、復興祈念がんばろう宮古（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（5戦3勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた56戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた57戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、スモークツリー賞（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた58戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた59戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた60戦目は、一般B2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた61戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で七夕裕次騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた62戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で七夕裕次騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた63戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で七夕裕次騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた64戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で七夕裕次騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた65戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、ひのき杯（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた66戦目は、おとめ座特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた67戦目は、アルファルド特別（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた68戦目は、カシオペア座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた69戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた70戦目は、騎手候補生大大大募集（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた71戦目は、花野賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は細川智史騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた72戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7歳（2022年）

5月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた73戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた74戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

5月22日、連闘で迎えた75戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた76戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったビバリークイーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月12日、連闘で迎えた77戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスケールアップに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた78戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月3日、連闘で迎えた79戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。