ダイワタゴール（1992年生、母ホツカイライン）

ダイワタゴール（1992年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時12歳）と交配したホツカイラインが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）福満牧場。戦績は、中央平地36戦3勝2着5回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

8月5日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダウンリンクデータに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、中5週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の本栖湖特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月9日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に敗れた。

4歳（1996年）

5月12日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下の三国特別（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

10月6日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は的場均騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

12月15日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

5歳（1997年）

1月11日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈のスロトングスピリットでしぶとく粘り込んで先頭をうかがい、最後は2着のヒシムサシをアタマ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

2月2日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマジックリボン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3月1日、中3週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（8戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（9戦2勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、3着に入った。

4月26日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はマチカネイナズマと並んで2着同着となった。

6月15日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したカズノメルヘンにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月29日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカズノメルヘンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中4週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の両津湾特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6歳（1998年）

1月11日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた24戦目は、’98フレンドリーブーツ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（11戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた25戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエメラルドビコーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた26戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた27戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月16日、中4週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

8月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブーケドゥフレールを3/4馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

9月6日、中4週で迎えた30戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の妙高特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上900万下の内房特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

10月25日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の西湖特別（東京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい16着に敗れた。

7歳（1999年）

8月15日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は青木芳之騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた37戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の精進湖特別（東京芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。