プライドマイセルフ（2018年生、母デアリングプライド）

プライドマイセルフ（2018年1月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「自分自身の誇り」。毛色は栗毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時6歳）と交配したデアリングプライドが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は須崎牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

高橋亮厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月12日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく14着に終わった。

3歳（2021年）

2月7日、中7週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた4戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月4日、中7週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンシッソウにアタマ差届かず2着に甘んじた。

5月19日、中1週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ワイプアウトに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月27日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったフライトメモリアに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

6月24日、中3週で迎えた8戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンシッソウに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた10戦目は、カルーナ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた11戦目は、HBC競馬部&ナルミッツ特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた12戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、様似観音山公園賞（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた13戦目は、ホクレン「てんさい糖」賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、紅葉彩る沙流川渓谷賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C3-2（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C32 C41（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた17戦目は、オレガノ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。