ジンスペシャル（1997年生、母ハイエストビッド）

Jin Special

1997.03.08

ジンスペシャル（1997年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデインヒル（当時11歳）と交配したハイエストビッドが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

11月27日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

3歳（2000年）

1月5日、中2週で迎えた3戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

1月16日、中1週で迎えた4戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入った。

1月29日、中1週で迎えた5戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバシリスクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

2月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

3月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。