クラウドオブダスト（2007年生、母エメラルドビコー）

クラウドオブダスト（2007年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「砂埃」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時7歳）と交配したエメラルドビコーが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の一般C4-2。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

3月13日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず最後はモノリスと並んで12着同着となった。

4月18日、中4週で迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

7月18日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

10月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るユリカゴノオモイデを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

11月4日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3-4（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、サッポロビール北海道工場賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

4歳（2011年）

5月5日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のナイスジャパンを3/4馬身振り切って2勝目を掴み取った。

6月2日、中1週で迎えた9戦目は、こもれびの里日高町賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-1（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。