スピーディジョイナ（1986年生、母パールフラワー）

Speedy Joyner

1986.03.07

スピーディジョイナ（1986年3月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアスワン（当時7歳）と交配したパールフラワーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

9月23日、デビュー戦は篠原茂騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、カーペンタービーに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、モガミスズカに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、中2週で迎えた3戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したフジミトレドにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は篠原茂騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

4歳（1990年）

4月22日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下の栗駒山特別（福島ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠原茂騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で篠原茂騎手（5戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

6月30日、中1週で迎えた8戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。