リフレクトザムーン（2021年生、母ミスイヴァノヴィック）

リフレクトザムーン（2021年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「月を映す」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時14歳）と交配したミスイヴァノヴィックが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道苫小牧市、生産者はアスラン。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、アスランから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、望月雅博によって1,430万円で落札された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月19日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー福島（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

3歳（2024年）

1月14日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

1月28日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河原田菜々騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着を確保した。

2月3日、連闘で迎えた5戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ7着に沈んだ。

4月14日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイラーナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のフェルンマンボに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月18日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの大通公園特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のアーレンダールをハナ差振り切って3勝目を手中に収めた。

11月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの奥羽ステークス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい15着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの市川ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

4歳（2025年）

2月8日、中9週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの早春ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。