トーセンテレマーク（2012年生、母シャトーノワール）

トーセンテレマーク（2012年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スキーの姿勢」。毛色は青鹿毛。種牡馬のトーセンブライト（当時11歳）と交配したシャトーノワールが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。戦績は、中央平地14戦0勝、中央障害6戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2015年のフォーチュネイトほうせんか特別(C1)。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

10月12日、デビュー戦は菅原隆一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

11月16日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆一騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3歳（2015年）

1月11日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原隆一騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入り込んだ。

2月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3月22日、中4週で迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

4月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月9日、中1週で迎えた10戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月26日、中8週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

8月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳戦のフォーチュネイトほうせんか特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエスティサプライズを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg絞って迎えた14戦目は、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1800m 曇/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた15戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2016年）

3月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月14日、中7週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

6月22日、中5週で迎えた18戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ファンシーサドル特別（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた19戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月28日、中6週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月8日、中5週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた22戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、中5週で迎えた23戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2017年）

1月19日、中4週で迎えた24戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。