オノーレペスカ（2016年生、母メイショウアルペン）

オノーレペスカ（2016年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「名誉(伊)+冠名」。毛色は青毛。種牡馬のトーセンホマレボシ（当時7歳）と交配したメイショウアルペンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害31戦0勝、地方5戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2020年の4歳以上C2-6。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

8月5日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

12月22日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

3歳（2019年）

1月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を5馬身以上保って、スローペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

7月6日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた5戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月24日、中6週で迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

11月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から33kg増やして迎えた7戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のメヒティヒに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2020年）

1月5日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて抜け出し、最後は2着のバイラールに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月1日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したサムライレジェンドにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月15日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のハーバーコメットに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

6月6日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの国分寺特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

6月13日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた14戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2021年）

1月10日、中7週で迎えた15戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月7日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月25日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は大江原圭騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5月22日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月17日、中7週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

8月15日、中3週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大江原圭騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月11日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大江原圭騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大江原圭騎手（7戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大江原圭騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大江原圭騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

6歳（2022年）

1月9日、中7週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大江原圭騎手（10戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大江原圭騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大江原圭騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月27日、中2週で迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大江原圭騎手（13戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月24日、中7週で迎えた31戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月16日、中9週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/重）に出走。鞍上は大江原圭騎手（14戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（15戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた35戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

7歳（2023年）

1月8日、中2週で迎えた38戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

1月22日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた39戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた40戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/重）に出走。鞍上は大江原圭騎手（16戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた41戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（17戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月23日、中5週で迎えた42戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（18戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月5日、約6か月半の休み明けで迎えた43戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（19戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた44戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝2910m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大江原圭騎手（20戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

2023年11月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。