ファモーザ（1998年生、母ボーンフェイマス）

Famosa

1998.02.08

ファモーザ（1998年2月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時12歳）と交配したボーンフェイマスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

18歳のとき、エスティファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、永楽商事によって48.6万円で落札された。

広尾サラブレッド倶楽部にて総額4,200万円（8.4万×500口）で一口馬主が募集された。

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

8月20日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は418kg。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

9月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルウォリアーにアタマ差届かず2着となった。

10月14日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るラッキーシアトルを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月5日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳G3のファンタジーステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3歳（2001年）

6月9日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦1勝）。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

10月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた6戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

4歳（2002年）

3月10日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。