イイデスカイハイ（2021年生、母カゼノボレロ）

イイデスカイハイ（2021年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+空のように高い」。毛色は鹿毛。種牡馬のベストウォーリア（当時11歳）と交配したカゼノボレロが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は風ノ丘ファーム。2023年のターフチャレンジ2で3着に入った他、2023年のトルマリン特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、風ノ丘ファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、須貝廣次によって385万円で落札された。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

7月6日、デビュー戦は西啓太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のシスターアクトに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中4週で迎えた2戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月3日、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのトルマリン特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた5戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3歳（2024年）

4月17日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鳥待月特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのフロイラインスプリント（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

7月28日、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月19日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、キンモクセイ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた10戦目は、国立公園のまち日高町特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、浦河町ふるさと納税大感謝特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

12月25日、中9週で迎えた12戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のターコイズ特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

4歳（2025年）

1月8日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の迎春スプリント特別（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4月17日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、ナデシコ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた15戦目は、アマリリス特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた16戦目は、平取町すずらん観賞会特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、ムスカリ特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月11日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、スグリ特別（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、日高町水道協会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川烈騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、風ノ丘ファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、須貝廣次によって385万円で落札された。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

7月23日、デビュー戦は及川烈騎手を鞍上に据えて、グランシャリオドリーム36（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

9月30日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、藤田凌駕騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム65（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた21戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、サステナブルキッチン北海道特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた22戦目は、ヒイラギ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた23戦目は、2月23日は工場夜景の日特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。