プラズマトウショウ（2004年生、母ネオトウショウ）

プラズマトウショウ（2004年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「プラズマ＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時17歳）と交配したネオトウショウが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年のHAB Hero特別ホップ賞(一般C3-3 牝)。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

1月27日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月4日、中5週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた6戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月25日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

10月28日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のHAB Hero特別ホップ賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツルギロンドに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月13日、中1週で迎えた10戦目は、リゲル特別（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ツキヅジョイナーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中2週で迎えた11戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のポインセチア賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。