ビックサウンド（1996年生、母ホクトクレバー）

Big Sound

1996.03.22

ビックサウンド（1996年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイトスポット（当時9歳）と交配したホクトクレバーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北斗牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

久保田敏夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

5月15日、デビュー戦は小林久晃騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

10月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた3戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤年毅騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐藤年毅騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着を確保した。