エアマルソー（2017年生、母エアパスカル）

エアマルソー（2017年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋フランス人の人名より」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時19歳）と交配したエアパスカルが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地2戦0勝。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

7月25日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

9月6日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/良）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

2020年9月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月22日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るショウナンハリマオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2021年）

1月13日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた5戦目は、デンドロビウム賞（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月1日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のペイバスクに2馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

10月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹田知宏騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったストロングアイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で笹田知宏騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

2021年11月10日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。