スーパーオリンピア（1987年生、母ニッコーテスコ）

スーパーオリンピア（1987年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時13歳）と交配したニッコーテスコが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）中山牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方39戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

2月24日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシャインリバーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月4日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

9月16日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の木古内特別（函館ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月20日、中4週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月25日、中4週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4歳（1991年）

6月29日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた9戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の柏崎特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったサンエイラックに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

11月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた12戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川太行騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1992年）

1月3日、中4週で迎えた13戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川太行騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷川太行騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた15戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長谷川太行騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクプリンスから1馬身半差の2着となった。

5月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長谷川太行騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で長谷川太行騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた18戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長谷川太行騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で長谷川太行騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドハンターに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

7月21日、中1週で迎えた20戦目は、魚野川特別（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で長谷川太行騎手（10戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後はダイワジョイスと並んで5着同着となった。

8月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般B1イ（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で長谷川太行騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた22戦目は、笹ヶ峰特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で長谷川太行騎手（12戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた23戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた24戦目は、東港特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた25戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（14戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた26戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた27戦目は、三面特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（16戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた29戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川太行騎手（17戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1993年）

5月13日、約5か月の休み明けで迎えた30戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（18戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（19戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、一般B1イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川太行騎手（20戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月30日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた35戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川太行騎手（21戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた36戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた37戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7歳（1994年）

4月10日、約4か月半の休み明けで迎えた39戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で海方栄二騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマノハイラップから1馬身半差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で海方栄二騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で海方栄二騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で海方栄二騎手（6戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で海方栄二騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた44戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で海方栄二騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた45戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で海方栄二騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた46戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中初騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。