パンドジェーヌ（2021年生、母パンデリング）

パンドジェーヌ（2021年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アーモンドを使ったフランスの伝統的なお菓子。母及び叔母より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したパンデリングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、DMM.comによって1億5,400万円で落札された。

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

2月4日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では稲妻のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、逃げるヴィントシュティレを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したソニックドライブを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中2週で迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は横山武史騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。