マキバジョオー（2019年生、母ビジュートウショウ）

マキバジョオー（2019年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「牧場+女王。馬格の小さい本馬から連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時6歳）と交配したビジュートウショウが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C26。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松田幸生によって110万円で落札された。

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

6月26日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。

8月21日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が上がってしまい18着に終わった。

2022年8月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月22日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた3戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた4戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた5戦目は、一般C26（笠松ダート800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、一般C25（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、サツキキャンドゥに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた7戦目は、渠遥ハーフ還暦祝賀記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

4歳（2023年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオーケーキャンティにアタマ差届かず2着に甘んじた。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C26（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のグレアファンタスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、桜月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた11戦目は、山本春輝誕生記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。