グリーンアロマ（2011年生、母ミッドアロマ）

グリーンアロマ（2011年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時18歳）と交配したミッドアロマが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は西野春樹。戦績は、地方11戦1勝2着1回。2013年の天山賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

西久保政等厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2013年）

7月6日、デビュー戦は渡辺博文騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月25日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、メノトマイティーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキリノジェットをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のシリウス特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

10月25日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

11月16日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた7戦目は、2歳地方重賞の天山賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

3歳（2014年）

1月3日、中6週で迎えた8戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの佐賀プリンセス賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の筑紫野賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中直人騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

4月6日、中7週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。