エイシンウメ（2014年生、母エイシンリョンサン）

エイシンウメ（2014年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋梅。花言葉の『気品』を持った競走馬に育ってくれる事を祈念し」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時13歳）と交配したエイシンリョンサンが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月4日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。17頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3歳（2017年）

1月14日、中5週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

7月5日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、栄進堂祝50周年記念だよ（園田ダート1400m 雨/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

9月21日、中7週で迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた6戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクモノカヨイジに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月7日、中2週で迎えた7戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったラニカイワヒネに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したプレベールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた10戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2018年）

1月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したスウィフトを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。