コリエドール（2022年生、母オートキュイジーヌ）

Collier d'Or

2022.01.05

コリエドール（2022年1月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黄金のネックレス(仏)」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時14歳）と交配したオートキュイジーヌが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はスガタ牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、奥山ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月22日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

12月15日、中7週で迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

3歳（2025年）

1月25日、中5週で迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた5戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

4月19日、中8週で迎えた6戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた7戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月30日、中6週で迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るナインエスクァイアを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のUSターキー賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のオーイクモヨに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったスノーキャンドルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月3日、中2週で迎えた11戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ネグローニ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオールケアドリームに1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月18日、中1週で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のムサシエクスプレスを3/4馬身振り切って4勝目をゲットした。