マルニクイン（1986年生、母スピードキヨフジ）

Maruni Queen

1986.03.26

マルニクイン（1986年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマダング（当時13歳）と交配したスピードキヨフジが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）高瀬牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

1月5日、デビュー戦は安達昭夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

1月21日、連闘で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホクセイフリートに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

3月19日、中4週で迎えた5戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブリングスドリームに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

3月25日、連闘で迎えた6戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

4歳（1990年）

2月11日、約10か月半の休養明けで迎えた8戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた9戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた10戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。