フェスティヴオウカ（2012年生、母マルガリータ）

フェスティヴオウカ（2012年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ほめたたえる」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時12歳）と交配したマルガリータが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方31戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上C2 26。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、上水牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、臼井義太郎によって472.5万円で落札された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月9日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は530kg。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

3歳（2015年）

6月6日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではいいところがなく16着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月12日、中6週で迎えた6戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた8戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナチュラルワンダーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、もりおか映画祭2015賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったシャイニービームに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

10月18日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るパスレルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のボールドハートに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月15日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナムラキャニオンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

12月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原俊吏騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原俊吏騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリンガスプライムに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月28日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原俊吏騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4歳（2016年）

3月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から21kg増やして迎えた18戦目は、岩手早咲き賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原俊吏騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

4月11日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた19戦目は、希望郷いわて国体開催記念九戸村賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で菅原俊吏騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原俊吏騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で菅原俊吏騎手（14戦2勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したコスモグランツに半馬身届かず2着となった。

5月9日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原俊吏騎手（15戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、チェリーマーシャルに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で菅原俊吏騎手（16戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

5月30日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で菅原俊吏騎手（17戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

6月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で菅原俊吏騎手（18戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で菅原俊吏騎手（19戦2勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で菅原俊吏騎手（20戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で菅原俊吏騎手（21戦2勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた29戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月9日、中2週で迎えた31戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のステラグランデに4馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

10月22日、中1週で迎えた32戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた33戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた35戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。