キョウワヒチフク（1987年生、母キシュウスピリット）

キョウワヒチフク（1987年6月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時11歳）と交配したキシュウスピリットが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方33戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月28日、デビュー戦は内田国夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

3月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったヨドノタイヨーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月5日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り17着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松田幸春騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

6月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

7月15日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で松永昌博騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた11戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は松田幸春騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた14戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

12月16日、中8週で迎えた15戦目は、江見和浩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1991年）

1月5日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江見和浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江見和浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江見和浩騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったムラノフイドールから1馬身半差の2着となった。

2月16日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で江見和浩騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロヒスイに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で江見和浩騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーエイパンザオーから2馬身差の2着となった。

3月10日、連闘で迎えた21戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江見和浩騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中5週で迎えた22戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江見和浩騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンダリンクインから1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江見和浩騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた24戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で江見和浩騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で江見和浩騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で江見和浩騎手（11戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月14日、中4週で迎えた27戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で江見和浩騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で江見和浩騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で江見和浩騎手（14戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月19日、中8週で迎えた30戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で江見和浩騎手（15戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で江見和浩騎手（16戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で江見和浩騎手（17戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で江見和浩騎手（18戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で江見和浩騎手（19戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1992年）

1月3日、中2週で迎えた35戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた36戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は江見和浩騎手（20戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた37戦目は、中野博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月19日、中9週で迎えた38戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は江見和浩騎手（21戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江見和浩騎手（22戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月17日、中1週で迎えた40戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中野博騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったロマンロードから2馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた41戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は江見和浩騎手（23戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中野博騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた43戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江見和浩騎手（24戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた44戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江見和浩騎手（25戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた45戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江見和浩騎手（26戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた46戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江見和浩騎手（27戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月31日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた47戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江見和浩騎手（28戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。