アラブホームラン（2000年生、母ハートアンドリリー）

アラブホームラン（2000年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時15歳）と交配したハートアンドリリーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中川幹夫。戦績は、地方41戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年のアラ系一般C2-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川幹夫から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって274.05万円で落札された。

斉藤裕厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

11月19日、デビュー戦は松浦高宏騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳F3（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月4日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳F3（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦高宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月31日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦高宏騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンクリントを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2003年）

1月16日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳F3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦高宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦高宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

2月12日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/不良）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で松浦高宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で松浦高宏騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブイブイを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

3月12日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で松浦高宏騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月21日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で松浦高宏騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松浦高宏騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で松浦高宏騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月7日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で松浦高宏騎手（12戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で松浦高宏騎手（13戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で松浦高宏騎手（14戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた16戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、エフエム石川ウイニングポスト特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系一般C2-4（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で末田秀行騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた20戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は末田秀行騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系一般C2-4（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は末田秀行騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた25戦目は、八才場友の会特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた26戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた27戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で末田秀行騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた28戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で末田秀行騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で末田秀行騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で末田秀行騎手（12戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた31戦目は、波の花賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で末田秀行騎手（13戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた32戦目は、山中温泉特別（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で末田秀行騎手（14戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるトミノモデルを捕まえ切れず、9馬身差の2着となった。

4歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた33戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-3（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のヤマノストロングをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた36戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた38戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた39戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。