テンエイオペラ（2001年生、母ストロングタイム）

テンエイオペラ（2001年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時13歳）と交配したストロングタイムが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地11戦0勝2着3回、地方35戦0勝。

経歴

デビュー前

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月30日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/不良）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入った。

3歳（2004年）

1月31日、中6週で迎えた3戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

3月28日、中7週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミッキーライブに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

5月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したメジロラングに半馬身届かず2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた8戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したコスモアンビションを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月10日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた11戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月30日、中8週で迎えた12戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、キンモクセイ特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた13戦目は、スウィング特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた14戦目は、ダイキリ特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月7日、中3週で迎えた15戦目は、迎春特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた16戦目は、ぎょしゃ座特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた17戦目は、アメジスト特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木正騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた18戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、U駿賞（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた19戦目は、タケデンマンゲツ特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた22戦目は、ふみづき賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月14日、中3週で迎えた23戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた25戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた26戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、からまつ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

11月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、（株）本田工務店紅葉杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

5歳（2006年）

3月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに37kg増やして迎えた28戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた29戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた30戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、どき☆どきはるちゃん誕生日記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた31戦目は、ヒスイ特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は粂川京利騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた33戦目は、あざみ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた34戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月2日、中2週で迎えた35戦目は、鳳仙花特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた36戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた37戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は粂川京利騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた38戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた39戦目は、萩の花特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川添明弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた40戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、もみじ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

11月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた41戦目は、（株）三崎ストアー賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた42戦目は、竹田吉孝騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた43戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は粂川京利騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた44戦目は、雪吊り特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は竹田吉孝騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた45戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉孝騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

6歳（2007年）

1月8日、中1週で迎えた46戦目は、千両特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉孝騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。