エアポジティヴ（1994年生、母ブラッシングキャティ）

エアポジティヴ（1994年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時23歳）と交配したブラッシングキャティが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方22戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の一般C3ロ。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

4月27日、デビュー戦は藤原英幸騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は396kg。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

7月20日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月22日、中8週で馬体重を前走からさらに26kg増やして迎えた6戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳C2ニ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C3ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C3ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山田信大騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた11戦目は、4歳C3イ（新潟(地)ダート1000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1998年）

1月4日、中3週で迎えた12戦目は、5歳C3イ（新潟(地)ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月4日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、一般C4ニ（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4イ（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストサスピションから4馬身差の2着となった。

6月7日、連闘で迎えた17戦目は、ハンデ戦の一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリエントハーバーからアタマ差の2着に惜敗した。

7月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤクモワンダーからクビ差の2着に甘んじた。

7月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（9戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナカハマフドウオーに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月17日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（11戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（12戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウルトラアクションから1馬身半差の2着に敗北した。

10月19日、連闘で迎えた25戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月23日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。