ナニワトウザイ（1987年生、母アスキツトセンジユ）

ナニワトウザイ（1987年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時11歳）と交配したアスキツトセンジユが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、地方20戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年の日韓チャレンジカップ(A)。

経歴

デビュー前

高田功厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1989年）

7月24日、デビュー戦は高田富男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（三条ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は479kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（新潟(地)ダート800m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクヨシワンから1馬身差の2着となった。

10月28日、中0週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスヘイセイに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木春雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキミノルから2馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木春雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月3日、中0週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木春雄騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のラツキーコマンドに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

12月31日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木春雄騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1990年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、アラ系4歳B1（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木春雄騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳B1（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木春雄騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカシマワンダーに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5月6日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳A2（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木春雄騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月17日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳A2（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた12戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳B1（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイヒーローに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

9月24日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の日韓チャレンジカップ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミマツボシをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

10月14日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のいちょう特別（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミマツセンプウから1馬身半差の2着に敗北した。

11月12日、中3週で迎えた15戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミスターローレル賞（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中0週で迎えた16戦目は、3歳戦の白菊特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノトキオーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

12月10日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般B（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1991年）

7月22日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた18戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエリートトウザイをハナ差制して久方ぶりの一戦を制した。

9月29日、中9週で迎えた19戦目は、稲葉篤隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた20戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、野菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。