ハナビバーチェ（2004年生、母フジノトップロマン）

ハナビバーチェ（2004年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時18歳）と交配したフジノトップロマンが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、地方49戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年のアデュー2007賞(一般B2三 B3四)。

経歴

デビュー前

井上弘之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2006年）

11月28日、デビュー戦は有年淳騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月29日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るナタリーシルクを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2007年）

1月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のジェニュラビーンに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で有年淳騎手（4戦2勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のミモザ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で有年淳騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったゴッドプロスパーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で有年淳騎手（6戦2勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るブライダルヘイローを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

5月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で有年淳騎手（7戦3勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた9戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月30日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、池月・磨墨賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた11戦目は、冬木立賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた12戦目は、アデュー2007賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のリアルバローズに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2008年）

4月20日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、スピカ賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた14戦目は、イーバンク銀行賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた16戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、東京サマーランド賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた18戦目は、アルビレオ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、ブルーホークに交わされて3馬身差の2着となった。

11月12日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、ペルセウス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた20戦目は、神楽賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた21戦目は、アデュー2008賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（7戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着に入った。

5歳（2009年）

1月22日、中2週で迎えた22戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（8戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のロイヤルメグリンを3/4馬身振り切って5勝目を手に入れた。

3月2日、中5週で迎えた23戦目は、オフト汐留賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた24戦目は、アーバンステージ花見月賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（10戦1勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた25戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、春眠特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のカネショウパパに3馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

5月6日、中2週で迎えた26戦目は、江戸川特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた27戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

10月21日、約4か月半の休養明けで迎えた28戦目は、アンドロメダ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（8戦3勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた29戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の初霜特別（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた31戦目は、一般B2三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったニイタカシマジロウに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

6歳（2010年）

1月15日、中1週で迎えた32戦目は、鯛ノ浦特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた33戦目は、姫椿特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月10日、中1週で迎えた34戦目は、如月特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた35戦目は、望春特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

3月15日、中1週で迎えた36戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた37戦目は、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた38戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた39戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、新緑賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

6月1日、中1週で迎えた40戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月6日、約4か月の休み明けで迎えた41戦目は、カシオペア賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた42戦目は、夕刊フジ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横川怜央騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた43戦目は、爽秋特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

11月18日、中2週で迎えた44戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた45戦目は、ターコイズ特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のソウブムテキに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

7歳（2011年）

2月15日、中8週で迎えた46戦目は、春麗賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は横川怜央騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた47戦目は、陽春特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月20日、中6週で迎えた48戦目は、エイプリル賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は横川怜央騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた49戦目は、立夏特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。