ニシノレヴナント（2020年生、母ニシノアモーレ）
Nishino Revenant
2020.03.03
ニシノレヴナント（2020年3月3日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+帰ってきたもの」。毛色は栗毛。種牡馬のネロ（当時9歳）と交配したニシノアモーレが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタツヤファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
上原博之厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2022年）
8月21日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。
9月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。
11月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったアップトゥミーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。
12月25日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野中悠太郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。
3歳（2023年）
2月18日、中7週で迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のナイトインロンドンをクビ差振り切って初白星を挙げた。
4月29日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦1勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。
6月3日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの稲城特別（東京芝2400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアームブランシュを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。
9月2日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの赤倉特別（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。
9月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの九十九里特別（中山芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャインユニバンスをハナ差振り切って3勝目を手にした。
11月18日、中7週で迎えた10戦目は、3歳以上3勝クラスの比叡ステークス（京都芝2400m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大野拓弥騎手（5戦3勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。
12月23日、中4週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのグレイトフルステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大野拓弥騎手（6戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキングズパレスを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。
4歳（2024年）
2月17日、中7週で迎えた12戦目は、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大野拓弥騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。