ヒルトップレディ（1998年生、母ハイエストムーン）

ヒルトップレディ（1998年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時15歳）と交配したハイエストムーンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般C5。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月27日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月21日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

5月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた6戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

7月21日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた11戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月1日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、矢菅清志騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーデトリに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2002年）

1月13日、中5週で迎えた14戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢菅清志騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のチャンプエンブレムに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

1月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢菅清志騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢菅清志騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた17戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は矢菅清志騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

4月14日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4（高崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢菅清志騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスペースランナーに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

5月5日、中2週で迎えた20戦目は、はまなす特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢菅清志騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトナイルから半馬身差の2着に敗北した。