ロンシャンブリーズ（2003年生、母ロンシャンオペラ）

ロンシャンブリーズ（2003年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋そよ風」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時15歳）と交配したロンシャンオペラが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳F1二。

経歴

デビュー前

野田学厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2006年）

4月4日、デビュー戦は北野真弘騎手を鞍上に据えて、3歳F6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンユウツヨシに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月19日、中1週で迎えた2戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳F5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベネフィットアークに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヴィンテージピンクに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

5月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の甲山特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケンブリッジキングに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイヤスミエに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月20日、連闘で迎えた8戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で板野央騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノリノリマーヤに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

8月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板野央騎手（7戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビクトリサイレンスに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で板野央騎手（8戦4勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で板野央騎手（9戦4勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた12戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

4歳（2007年）

4月28日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

6月30日、中8週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた15戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1800m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた16戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、あわじたまねぎ特別（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月4日、中5週で迎えた17戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤隆一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

11月28日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

12月12日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2二（園田ダート1230m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた21戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2二（園田ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に終わった。

5歳（2008年）

1月24日、中3週で迎えた22戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般B9 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般B11 C3（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた24戦目は、こぶし賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般B10 C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。